ちょうせんからつみずさし

朝鮮唐津水指

【商品番号】:N-002
朝鮮唐津水指(N002-037)

 畳付の角を軽く鉋をかけるようにして削っています。

 この角の削りは江戸前期以前の古い時代によく用いられた様式です。

 この削り面が滑らかに磨り減った状態になっていることから、この水指は今日まで丁寧に扱われていたことがわかります。

 素地表面に現れている叩き道具の痕の凹凸や、畳付角の面取り手法は、この作品が古式の紐・叩き造りであることを示しています。


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