朝鮮唐津水指
-希望販売価格-
金60万円
応相談
※販売価格は基本・内税
販売中
寸法
高:14.7cm
長径:16.4cm
短径:12.2cm
各写真毎の説明を見るには、各写真をクリックしてください。
この商品の関する御問い合わせは、本頁下部の【この商品に関する御問い合わせ】欄から御願い致します。
この水指は、古くから好事家達の間で〔朝鮮唐津〕と呼ばれ珍重されている唐津焼の一つです。
〔朝鮮唐津〕という呼び名の由来には、「作風が朝鮮中部の諸窯で焼かれたやきものの流れを汲むところから朝鮮唐津と呼ばれた」「李氏朝鮮時代に朝鮮半島の会寧という所で造られた〔やきもの〕に似ていることから朝鮮唐津と呼ばれるようになった」など諸説ありますが、純日本製の作品です。
主に九州の〔藤ノ川内窯〕〔岸岳帆柱窯〕〔岸岳皿谷窯〕〔道納屋谷窯〕などで天正年間(1573~1592)ころから焼造されるようになり、鉄分を含む赤黒い胎土に白色系の藁灰釉と黒色系の飴釉を掛け分けるように施した作品をいいます。
底板となる丸型の粘土板を取り巻くように紐状の粘土を巻き付け、その上に紐状にした粘土を積み重ねるようにして水指の形を造り、内と外の器壁を小さな凹凸の付いた叩き道具を用いて胎土を叩き締めるように整形した様子が、べた底の様子、轆轤目のような痕、表面の連続した凹凸などから窺え、この作品が古式の紐・叩き造りであることが示されています。
また、底部畳付角の削りは、江戸前期以前の古い時代によく用いられていた形式です。
胴部に見られる轆轤を用いて溝状に削り込んだ数本の飾り線は器全体の印象を引き締め、釉の発色に様々な変化を与えています。
器の上部に施された灰釉は、窯の高温で溶け流れて飴釉の中へ滲み込むように溶け込み、その一部がコバルト色に美しく発色して文様のように現れ、器に思わぬ変化を添えています。
このコバルト色の発色は朝鮮唐津の作品の特徴といわれています。
飴釉の釉溜り凸部の磨耗の状態やしっとりと落ち着いた釉調などから、伝世品の持つ妙味のある趣が伝わってくる作品です。
【この商品に関する御問い合わせ】
下記メールフォームに必要事項を入力後、確認ボタンを押して下さい。
※送信内容を記載したE-Mail (電子メール)を御入力頂いたメールアドレス宛にも自動送信いたします。
E-Mailが届かない場合には御入力頂いたメールアドレスが正しくなかった可能性があります。
その場合は、御手数ではありますが、
再度、当フォームより、又は、下記リンクよりE-Mail (電子メール)で御問い合わせ下さいますよう御願い申し上げます。
※御問い合せ等を通じて得た御客様の個人情報に関しては、「個人情報保護法」および、当店の『プライバシーポリシー』に則り、最大限の注意を払うとともに適切な管理に努めます。
※送信時のIPアドレスを記録しております。迷惑行為等は御遠慮下さい。
E-mailでの御問い合わせはこちらからどうぞ!
《ここをクリックすると、電子メール・ブラウザが開きます》
Faxでの御問い合わせはこちらからどうぞ!
《ここをクリックすると、PDFが開きます》
Tel:0598-21-6122
Fax:0598-21-6122
E-Mail:info@kobijutu-hajime.main.jp