えっしゅうようせいじかんじすいちゅう

越州窯青磁環耳水注

【商品番号】:C-303
越州窯青磁環耳水注(C303-277)

 頸部の付け根の釉溜りや口辺内部の釉の発色は、唐時代の〔越州窯青磁〕の釉色を表しています。

 細かな貫入に赤褐色の土錆が生じている様子がわかります。

 薄造りの口辺部に見られる細かな凹凸は、釉や胎が剥落したために生じたもので、おそらく、胎が水をたっぷりと含んだ状態で発掘されたため、伏せて乾燥させているうちに剥落したものと推察されます。

 現時点では胎が十分乾燥しているので、釉や胎の剥落がこれ以上進行する兆候は見られません。

 画像手前の突起物は把手上端部分で、土錆で赤く染まった細い筋が斜めに入っています。

 これは高温焼成時のヒートストレスによる浅い窯割れで、把手が折れるまでには至っていません。

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