古赤絵食籠
伝・蜂須賀家 猪熊家蔵品
色絵の流れ方から、身の色絵焼き付けは伏せ焼きで焼き付けられていることがわかります。
画像8時方向の高台畳付には焼きヒビが見られます。
高台内の赤褐色の部分は素地に施された鉄ぐすりの発色と思われます。
高台畳付や高台内壁の釉の塗布状態から、白磁釉の焼成時には高台を下に焼成していることがわかります。
高台内にみられる釉溜りの厚く凹凸のある奇妙な形状は、高台内に厚く溜まった白磁釉が自身の表面張力により収縮していった結果であると推察されます。
赤い帯部分には赤い顔料が白磁の貫入に浸み込んでいる様子がみられます。
画像9時方向で赤い線の一部が熔けたように消えている部分は、白磁部分が艶やかであることや細かな赤絵の痕跡が見られることなどから、色絵の焼き付けの前に誤って擦り落してしまったものと推察されます。
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