元染付白抜牡丹文鉢
-希望販売価格-
金38万円
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※販売価格は基本・内税
販売中
寸法
高: 7.6cm
長径:19.4cm
短径:18.1cm
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明るいペルシアンブルーの色合いから、澄みきった大気のさわやかさが伝わってくるような作品です。
精錬された白い胎、微かな小紫色をしのばせて発色し地肌に映える染付の明るい色合い、牡丹文や地模様の施し方などに元時代(1271~1368)の染付や釉裏紅の作品に共通して見られる特徴が窺えます。
高温で焼成されたため形に多少ひずみを生じてしまいましたが、巧まずゆがんだ器形は、中国陶磁器に見られる緊張感から開放され、茶の湯の陶器にも通ずるゆったりとした雰囲気を漂わせています。
外側の文様には、牡丹文の周りをコバルト顔料で青く塗りつぶして華を白く浮かび上がらせる「白抜き」という技法が用いられています。
この技法は、〔染付〕という磁器の装飾法を普及させた元時代の工夫で、主として高級な器に用いられたといわれています。
元時代の磁器類を紹介する各種の図録等に掲載されている往時の遺例数の少なさから判断して、白抜き文様の施された作品はさほど多くは生産されていなかったようです。
「白抜き」の希少性と発色の良さ、そして独特の器形には捨てがたい魅力があったのでしょう。
永い間大切に使用されてきた形跡が各所に現われています。
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